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乳がんの治療

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乳房切除術(全摘術)

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乳房切除術は、乳房温存手術の適応にならない場合のほか、乳房内での再発(局所再発)が心配な場合、乳がんの手術後に乳房再建を希望する場合に選択されます。また、遺伝子検査で遺伝性の乳がんと判明した場合は、切除術が行われることが多いようです。

乳房切除術の適応

しこりの大きさが4~5cm以上であるなど、乳房温存手術の適応にならない場合には、切除術の適応になります。また、乳がんの病期(ステージ)0期でも広い範囲にがんが広がっている場合や、手術前に薬物療法を行ってもしこりが小さくならない場合も、切除術が行われます。

乳房切除術の方法

切除術の方法は、大胸筋と小胸筋を残し、乳房全体を切除する「胸筋温存乳房切除術」(図)が一般的です。1970年代以前には、大胸筋と小胸筋も合わせて切除する「胸筋合併乳房切除術」が主に行われていましたが、2000年代以降はほとんど行われなくなりました。胸筋合併乳房切除術で乳がんの手術を受けた場合、ブレスト・インプラント(シリコン製人工乳房)による乳房再建は困難です。
なお、皮膚を切除しない皮膚温存乳房切除術、乳頭・乳輪を切除しない乳頭乳輪温存乳房切除術という方法もありますが、皮膚に近い場所にがんがある場合は難しく、乳頭を残すと再発しやすいなどの理由で、適応できる患者さんは限られています。

図 胸筋温存乳房切除術

胸筋温存乳房切除術

大胸筋と小胸筋は残し、乳頭・乳輪と皮膚を含む乳房全体を切除します。

手術後は、その後の治療方針を決めるため、切り取った組織の詳しい病理検査が行われます。

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<参考・協力>福田 護ほか:ピンクリボンアドバイザー認定試験公式テキスト
『ピンクリボンと乳がんまなびBOOK』発行/社会保険出版社 発売/主婦の友社,2013