乳房再建に関する正しい情報を提供する乳房再建ナビ

【コラム】クローズドリボンの意味

皆さん、10月8日「乳房再建を考える日」のシンボルロゴ“クローズド リボン”の意味をご存知ですか。

海外でリボンが一周する形の “クローズド リボン”が、乳房再建の記念日ロゴとして使用されており、クローズド リボンには、“乳房再建の選択肢まで検討することまで含めて、乳がん治療が完結(クローズド)する“ という思いが込められています。

その背景には、乳がん治療による外見の変化が、患者さんにとって社会生活に大きく影響することも明らかになっており、「外出の機会が減った」「人と会うのが億劫になった」「仕事や学校をやめたり休んだりした」という人が約40%というデータもあります*1。また手術後のアピアランスケアの意識調査*2では、「乳房再建について言葉もどんな治療法かも知っていた」人は16%というデータがあり乳房再建の認知度の低さが伺えます。

乳房再建を選択肢のひとつとして、患者さんやその周囲の方に知っていただき望む人に提供される社会であってほしいと思います。患者さんだけでなく家族、周囲の人も知り、理解を深めていただくため、アラガン・エステティックスと患者支援団体であるNPO法人E-BeCと連名で、10月8日を「乳房再建を考える日」として日本記念日協会に記念日登録を行いました。

乳房再建について詳しくは、下記「乳房再建フローチャート」もご参考ください。

乳房再建フローチャート

乳房再建は、乳がんの治療を始める前から概要を正しく理解し準備することが大切です。
乳房再建フローチャートでは、検査から乳房再建後のケアまでを段階ごとにご紹介していますのでぜひ不明点の解消にお役立てください。

検査から診断まで

再建の相談から治療まで

検査から診断まで

再建の相談から治療まで

何を大事にして選択するか?

患者さんそれぞれの乳がんの病期やサブタイプ、考え方などによって異なります。どのような選択肢があり、それぞれにどのような長所・短所があるかをご紹介します。

詳しくはこちら

詳しくはこちら

(参考文献)
*1 Nozawa K,et al.Diseise and impacts on daily life from appeatance changes due to care treatment:A survey of 1034 patients in japan Global Health & Medicinine 2023;5(1)
*2 アッヴィ合同会社アラガン・エステティック、E-BeC共同実施「乳がん手術後のアピアランスケアに関する意識調査」

乳房再建を考える日

Search

病院検索