乳がんの病期(ステージ)[詳細ページ]
しこりの大きさ、リンパ節への転移状況、ほかの臓器への転移の有無という3つの要素によって、乳がんを進行度で分類したものを、「病期(ステージ)分類」と呼びます。病期は乳がん確定後検査で判定され、この結果に基づいて治療方針が決定されます。
一般に、0期、Ⅰ期、Ⅱ期、ⅢA期では手術が可能であると考えられます。手術が行われた場合は、手術後の病理検査で最終的な判定がなされ、この検査結果に基づいて今後の放射線療法や薬物療法といった治療方針が検討されます。
乳がんの病期(ステージ)分類

日本乳癌学会編「乳癌取扱い規約2018年 第18版」, 金原出版より一部改変して転載
<参考資料>がん情報サービス(https://ganjoho.jp/public/cancer/breast/treatment.html)(アクセス:2024年8月)
<参考・協力>福田 護ほか:ピンクリボンアドバイザー認定試験公式テキスト 『ピンクリボンと乳がんまなびBOOK』
改訂版第2刷発行. 発行/社会保険出版社 発売/主婦の友社,p.23,p.75,2019