乳房再建の術式による分類(インプラント、自家組織)
エキスパンダーとインプラント(人工乳房)を使う乳房再建と、患者さん自身のお腹や背中の組織(自家組織)を使う乳房再建の2つに大きく分けられます。どちらの方法で乳房再建を行うかは、それぞれの長所・短所を理解して、主治医とよく相談のうえ、ご自身に適した方法を選びましょう。
<参考・協力>福田 護ほか:ピンクリボンアドバイザー認定試験公式テキスト 『ピンクリボンと乳がんまなびBOOK』
改訂版第2刷発行. 発行/社会保険出版社 発売/主婦の友社,p.90-93,2019より作成・改変
一般社団法人 日本形成外科学会 編. 患者さんと家族のための乳房再建ガイドブック, 医歯薬出版株式会社. p.5,p.38,p.60,2024
患者さん一人ひとりに適した方法は異なります。乳がんの手術前に、乳腺外科医と形成外科医の両方とよく相談して、乳がん治療と乳房再建の方針を決めることが理想的です。
最近では、乳がんの手術と乳房再建術を同じ施設内で行う医療機関も増えていますが、必要に応じて、乳腺外科医や乳がん治療の主治医に、形成外科医を紹介してもらうとよいでしょう。
<参考・協力>福田 護ほか:ピンクリボンアドバイザー認定試験公式テキスト 『ピンクリボンと乳がんまなびBOOK』
改訂版第2刷発行. 発行/社会保険出版社 発売/主婦の友社,p.90-93,2019