乳房部分切除術(乳房温存手術)と乳房切除術(全摘術)
乳房部分切除術の方法
がんの取り残しをしないように、手術前に画像診断でがんの広がりを正確に確認したうえで、それぞれの乳がんの形に合わせてしこりの辺縁から1~2cm離して切除範囲を決定します。
手術後は、その後の治療方針を決めるため、切り取った組織の詳しい病理検査が行われます。その結果、がんの取り残しがあるとわかった場合には、追加切除や乳房切除術(全摘術)が行われることもあります。
<参考・協力>福田 護ほか:ピンクリボンアドバイザー認定試験公式テキスト 『ピンクリボンと乳がんまなびBOOK』
改訂版第2刷発行. 発行/社会保険出版社 発売/主婦の友社,p.80-82,2019