乳がんの検診と検査
乳がん検診
乳がん検診の目的は、単に乳がんを発見することではなく、乳がん死亡率を減少させることです。早期発見・早期治療ができれば生命が守られるだけでなく、多くのメリットがあります。
早期発見のメリット
<参考・協力>福田 護ほか:ピンクリボンアドバイザー認定試験公式テキスト 『ピンクリボンと乳がんまなびBOOK』
改訂版第2刷発行. 発行/社会保険出版社 発売/主婦の友社,p.27 表2,2019
医療機関で行う乳がん検診では、より詳細な視触診に加え、マンモグラフィまたは超音波による画像診断を行います。セルフチェックで触ってわかるしこりは、約2cm以上といわれているので、それより早期の乳がん発見には画像検査が有効です。マンモグラフィ検査と超音波検査には、それぞれ長所と短所があるため、場合によっては併用することが理想的です。
この検査で乳がんの疑いがあると判定された場合は、専門医での精密検査に進みます。
<参考・協力>福田 護ほか:ピンクリボンアドバイザー認定試験公式テキスト 『ピンクリボンと乳がんまなびBOOK』
改訂版第2刷発行. 発行/社会保険出版社 発売/主婦の友社,p.43 図7,2019
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マンモグラフィ
マンモグラフィは乳房のX線撮影を行う専用装置で、乳房を2枚の板にはさんで圧迫して撮影します。
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超音波検査
超音波を乳房に当て、その反射波を画像化して診断する方法です。
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画像診断のメリット&デメリット

注)石灰化:乳腺にカルシウムが付着すること。正常な乳腺でも認められることがありますが、乳頭に向かって線状に並んでいるなどの場合には、乳がんが強く疑われます。
<参考・協力>福田 護ほか:ピンクリボンアドバイザー認定試験公式テキスト 『ピンクリボンと乳がんまなびBOOK』
改訂版第2刷発行. 発行/社会保険出版社 発売/主婦の友社,p.47 表6,2019より改変
<参考・協力>福田 護ほか:ピンクリボンアドバイザー認定試験公式テキスト 『ピンクリボンと乳がんまなびBOOK』
改訂版第2刷発行. 発行/社会保険出版社 発売/主婦の友社,p.43-47,2019